SMシーズン6使用構築 プテラウルガツルギ
SMシーズン6で使用していた並び。
最高2073 最終1948
満足いく結果は出なかったけどSMでは一番好きな構築だった。
・パーティ
サイクルを回して有利対面からギロチンや鬼火等でアドバンテージをとっていくのが基本的な動き。 ひたすら受けまわし。
プテラ | メガ石 | プレッシャー | 岩石封じ | 氷の牙 | 挑発 | 羽休め |
ミミッキュ | 妖Z | 化けの皮 | じゃれつく | シャドクロ | 影うち | 剣舞 |
ウルガモス | ウイ | 炎の体 | 放射 | 鬼火 | 羽休め | 蝶舞 |
カミツルギ | ラム | ビーストブースト | リフブレ | ギロチン | 霧払い | 光合成 |
ラティアス | メガ石 | 浮遊 | ショック | 瞑想 | 羽休め | リフレッシュ |
ミロカロス | 火炎玉 | 不思議な鱗 | 熱湯 | ミラコ | 再生 | 黒い霧 |
タイプ一致の攻撃技ばかりの素直な構築。
・構築経緯
SMの最終シーズンは6世代でよく使っていた鬼羽ガモス+ナット+炎受けのような並びをベースに構築を考えた。ナットレイはあんまり信用していなかったため、高速回復技を持つカミツルギに変更。ツルギの型はガモスとのサイクルを回すために工夫を施した。このウルガツルギの並びを軸とし、この2体を簡単に起点にしてくるマンダ、リザをHBベースのメガプテラで受ける形を構築の基本パターンとした。
・個体紹介
採用順に紹介。
ウルガモス@ウイ 臆病191(244)-x(0)-108(180)-156(4)-132(52)-136(28)
放射 鬼火 蝶舞 羽休め 炎の体
鬼羽ウルガモス。6世代ではオボンで使っていたが、もっと回復する実が出たのでそれにした。鬼火、蝶舞、羽休めで相手からの被弾ダメージをある程度コントロールできるため、ウイの実発動圏内に入れやすい。岩石封じを耐えて回復しつつ下から鬼火、そこから羽休め連打に入るなど、半回復ならではの使い方もできる。鋼、妖、格闘に対して役割を持ちたいので1ウエポンは虫技でなく炎技。
調整意図
H-B
意地クチート (メガ)じゃれつく 乱数2 0.39%
陽気ルカリオ (メガ)インファ 乱数2 8.2%
陽気ガルーラ 猫(親+子) + 捨て身(親) 確定耐え
意地ガルーラ 岩石封じ (親) 乱数1 18.8%
陽気レランド 岩石封じ 乱数1 31.3%
H-D
臆病コケコ Z10万 乱数1 12.5%
冷静ギルガ Zシャドボ 確定耐え
S
最速メガバンギ抜き
カミツルギ@ラム 腕白165(244)-202(4)-167(4)-x(0)-77(204)-136(52)
リフブレ ギロチン 光合成 霧払い ビーストブースト
霧払いを搭載した腕白HDベースのラムカミツルギ。ウルガモスの苦手な水や岩技を受け、ステロが撒かれれば撤去する。カバ展開阻止のためのラム。受け出す役割対象の関係から、火傷や氷漬けになるので、その保険としても機能する。霧払いの使用感もまずまず良く、この技のおかげで今季ウルガモスがステロに刺さる場面は1,2回程度で済んだ。
このパーティの相性補完の中心にいるため、こいつのHP管理が特に重要。選出率は6匹の中でも圧倒的に高かったと思う。
調整意図
H-B
意地レランド 地震 乱数2 18.8%
陽気ギャラ +1 通常地震 + メガ噛み砕く 高乱耐え
(よくされる立ち回り)
陽気ギャラ +1 Z飛び跳ねる 乱数1 18.8%
(Z飛び跳ねは意地の方が多いイメージだが)
陽気ガッサ (テクニ)マッパ 乱数2 34%
意地パル +2 氷柱 低乱5
(5発で急所込み75%で耐え)
H-D
控えめアシレ わだづみ+アクジェ 75%で耐え
臆病コケコ (EF)Z10万 乱数1 6.3%
臆病ウツロ パワージェム 乱数3 88.1%
S
最速メガバンギ抜き
プテラ@メガ石 腕白187(252)-126(4)-125(228)-x-96(4)-153(20)
(メガ)187-156-147-x-116-173
岩石封じ 氷の牙 挑発 羽休め プレッシャー
腕白HBメガプテラ。メガマンダとメガリザX,Yを後出しから受ける夢のポケモン。リザ、マンダの裏にいるカバを受け出しされても好き勝手されないよう挑発は必須。リザXに関しては舞逆鱗を打たれると厳しいので、牽制のために後述のミミッキュを入れている。実際、プテラの交換際にはニトチャを撃たれることが多く、そこからの逆鱗を耐えて岩石封じ二発で処理する動きがよく決まった。ドラクロに関しては余裕をもって受けられる。
対マンダに関してはかなり安定感があり、特殊型でも一応サイクルの回し方次第でなんとかなる。毒羽型はきついものの、今季はあまりマッチングしなかった。龍舞ドラゴンZは無理。
調整意図
A
無振りガブ 氷の牙 乱数1 75%
H175メガリザX 岩石封じ 乱数2 78.9%
H振りメガマンダ 岩石封じ + 氷の牙 確定
(威嚇なしで計算。威嚇入っても基本的には有利)
H-B
陽気メガマンダ +1捨て身 乱数2 8.2%
意地リザX ニトチャ + 逆鱗 確定耐え
意地リザX ドラクロ 乱数2 5.5%
意地リザX +1雷パンチ 確定耐え
意地リザX +1逆鱗 乱数1 75%
(残念ながら耐えない)
意地カイリュー +1逆鱗 確定耐え
H-D
臆病メガマンダ 流星群 + -2流星群 高乱耐え
(メガした状態ならわりと耐える。控えめなら上を取れる)
S
準速メガマンダ抜き
ミミッキュ@妖Z
じゃれつく シャドクロ 影うち 剣舞 化けの皮
調整は拝借したもの。ABミミッキュ。
メガリザXの逆鱗を牽制することが最大の採用理由。強かったが明らかに使いこなせていなかった。最終日に至っては1試合しか選出していない。プテラ選出時にはバシャ受けとしてラティではなくミミッキュを出すパターンを考えてABベース。
選出率の低さを考えると、サポート寄りの別の型にした方がよかったのかもしれない。とりあえずレート終了後のネット大会ではシャドクロ⇒鬼火に変更したが、この方がしっくりくる。ミミッキュが呼ぶカグヤやカバに鬼火を入れることでプテラで完封できるようになる(ラスカは無理)。
ラティアス@メガ石
サイコショック 瞑想 羽休め リフレッシュ 浮遊
調整は拝借したもの。HD瞑想ラティアス。
メガラティアス自体は6世代によく使っていたが、1ウェポンを使うのは初めて。今の環境だと瞑想がないとツライと思い、瞑想羽休め型とした。ラスト1枠はドランやポリ2をみてもらうため、リフレッシュ。バシャ受けとしても運用したが、積み+バトンだとどうにもならない。バシャ単体では崩されない。
レボルト、ポリ2、ドランあたりへの役割遂行なら非メガでも戦えるため、2メガ選出することも多かった。対ゲッコウガは激流が多すぎるし、変化自在でも冷ビで凍ったり蜻蛉がきつかったりであまり勝てなかった。
ミロカロス@火炎玉 穏やか191(164)-x-100(4)-143(180)-181(156)-102(4)
熱湯 ミラコ 再生 黒い霧
HDベースの火炎玉ミロカロス。
この枠は最終日直前までドリュウズだったがドロカノZゲッコウガが多く、水の一貫がつらいので変更した。代償として電気の一貫とテテフがきつくなった。
毒ギルガルドを意識しての穏やか火炎玉ミロカロスだが、シャドボの追加効果を引くタイミング次第では突破されてしまい、机上論通りには動かせなかった印象。上からの黒い霧で剣舞型にもシャドボDダウンにも対応できると思っていた。火力に割いてるのは身代りを割るためだが、実は耐久に振ったほうが安定した可能性もある。ここまで火力に振っといて結局バシャもドリュも1撃で倒せない。
H-DはテテフのZサイキネ耐え程度で、テテフに抗うために毒々を切ってまでミラコを採用している。しかし対面で何度も瞑想された。そもそも火傷ダメで調整も崩れるし、考えが甘かった気がしてならない。
ミロカロスに代わるポケモンとして水Zゲッコウガを作って大会に臨んだりもしたが、1試合も選出できなかったので特に書くことがない。
・きついポケモン
バンギ ラティが完全に停止する。ツルギを投げてギロチン当たらなかったら負け。
ドリュ 地面をプテラやラティで見るので絶望的にきつい。
ゲッコウガ 結局のところミロカロスで勝てるかは怪しい。激流は絶望。基本的にツルギで受からない水はきつい。
ガルーラ グロパンキツイ。
テテフ ドリュがいた頃でもきつかった。テテフを投げにくい並びだと思うが選出される。
グライ ギロチンVSギロチン
毒ガルド 基本的にはガモスでガルドをみるため、きつい。
記事閲覧ありがとうございます。
今までは面倒で構築記事を書いたりしてませんでしたが、記事にまとめ、誰かに見てもらうことで気づくこともあるかと思い、公開します。新しい構築を作るモチベにもなるかもしれないので。
USM環境はどうなるかわかりませんが、切り替えて新しいパーティを作っていこうと思います。
・記事修正
2017.12.31
最終レート詳細を追記しました。